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2017年12月13日水曜日

LGBTとドイツ・ベルリンでのオープンで自由な生活

こんにちは、ストーンヘッド鈴木(@StoneHeadSuzuki)です。

EUの実質的な首都といっても過言ではない、ドイツ・ベルリンとはどんな都市なのか、私ならばこう答えます、自由でオープンでちょっぴりカオスな都市だと。


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そのような背景も踏まえ、今日はベルリンでのLGBTの方達のオープンで自由な生活について述べたいと思います。

いきなりですが、あなたはご自身が仮に同性愛者やバイセクシャルであったとしても、それをパートナーや家族、会社の同僚や上司に話す事が出来ますか?

その必要性があるか否かはさておき、これはなかなか勇気のいる事だと思います。



例えば私の知人であるドイツ人女性はドイツ北西部のケルンの出身で、ベルリンで彼女と出会いましたが、バイセクシャルである事を隠す事も無く、オープンに話しをしていました。

そんなドイツ人女性と一緒にベルリン市内で彼女の会社の同僚の家に遊びに行った際に、彼女の同僚はゲイ(同性愛者)のカップルだったのです。

これをオープンに言うというのは、勇気のある事だと感じるのですが、彼らはカミングアウトに何か後ろめたい物もなく、正々堂々としており、一人の人間として、あるいはカップルとして活き活きとすら感じました。

相手の男性はブラジルから移住してきたゲイの方で、食事に招いてくれた際に、ゲイである事を隠す事も無く、とてもオープンな感じで明るく接してくれました。

一例として挙げさせていただきましたが、このように文化や慣習の多様性に満ちた国際都市といっても過言ではないのがベルリンのもうひとつの顔でもあります。


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この様に内に秘める事無く、市民との間に目に見えない「ベルリンの壁」が存在せずにオープンに出来る背景には、元ベルリン市長であるKlaus Wowereit(クラウス・ヴォーヴェライト)氏自らがschwul、すなわちゲイであると公表している事や、ベルリンがEUの実質的な首都だけではなく、LGBTの首都といっても過言ではないオープンで寛容的な都市だからではないでしょうか。

ちなみにもうひとつのベルリンの顔は、パーティータウンやクラブカルチャーとも言われています。


→関連記事:【カオス】クラブカルチャーから見るドイツ・ベルリンの壁面とカオスな雰囲気【フリーダム】

ベルリンの安宿に長期滞在をしながらディスコやアングラなクラブを含むナイトクラブの開拓をしていた際に、同じく長期滞在のドイツ人から「ベルリンのベルリン・ショーネフェルト空港がリニューアルオープン出来ないのは、市長がパーティー野朗で毎晩の様にパーティーからパーティーへと梯子ばかりしているからだ」と自虐的に笑いながら言っていました。

さて、ベルリンでのLGBTといえばクリストファー・ストリート・デイ(CSD)のパレードをイメージする方が多いかと思いますが、そのような大きなイベント以外にも人々の生活とLGBTは密接な関係となっています。

ベルリンにはカフェ文化、そしてクラブカルチャーが根付いており、市内のいたるところにカフェがあるといっても過言ではありませんし、アングラを含めたナイトクラブが多いことからも別名パーティータウンとも呼ばれており、カフェやナイトクラブに行くのは最早生活の一部といっても過言ではありません。

ではベルリンでLGBTがどのように「生活」と密接に関係となっているのかといいますと、カフェ文化やクラブカルチャーに加え、以下のようなお店にてLGBTの方に対して特にオープンな環境となっています。

・カフェ
・バー
・レストラン 
・ホステル
・ディスコ
・アングラなクラブ


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これらの業種のお店の中でLGBTの方に対してフレンドリー、あるいはウェルカムという目印として、一般的に虹色(レインボー)の小さな旗が入り口のドアや入り口付近の窓に貼られている事が多く、これらのお店ではLGBTの方たちが気軽に立ち寄れるよりどころであったり、交流や大人の健全な出会いの場であり、もちろんLGBTではない方も利用が出来ます。



特にホステルではドイツ国内の他の地域からの旅行者以外に、海外からの旅行者もいるので、国際的な交流や出会いのチャンスの場でもあり、なかにはゲイ・フレンドリーを大きく謳っているホステルもあります。

一般的なホステルでの経験として空前絶後の超絶イケメンなゲイのカップルがホステルに併設されたカフェでイチャイチャしていたり、同じベッドで就寝をしていたりと、ヨーロッパのホステルでよく見かける男女のカップルの様に滞在をしていました。

私はそのような一般的なホステルに長期滞在していたのですが、一般的なホステルでも宿泊客や宿側からのクレームというのも特になく、いたってオープンで自由、そして寛容的であり、他の人には良い意味で干渉せず、差別も特に感じませんでした。

中には口に出さないまでもあまりよくは思わない方もいるかもしれませんが、ゲイ=悪という訳でもありませんし、人は本来、人種や宗教、性別を含め、なんびとも自由で平等であるべきです。
一方で我々側もLGBTに対する知識や理解という配慮も必要なのではとも思います。


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さて、ディスコまでは比較的ソフトな内容なのに対して、アングラなナイトクラブではここでは規約上書けないような場所ともなっており、一般的にこちらはドレスコード(服装規定)やルールをきちんと理解しているかなど入場に対しての条件が非常に厳しいというアングラならではの特徴も持ち合わせています。

その様なアングラなクラブでは以下のような方たちも集まる場所となっており、
・ゲイ
・レズビアン
・パンセクシャル(全性愛)
・バイセクシャル
・バイセクシャルではないがバイセクシャルに興味のある
・女装家(おかま含む)
・男装家(おなべ含む)
・トランスセクシャル
陰湿さの無い、なんびとも平等で「健全」な出会いの場となっています。

特に女装家や男装家、トランスセクシャルな方がもっとも集まりやすく、活動しやすいのがこのアングラ(アンダーグラウンド)なクラブで、彼らや彼女たちがアングラ界を牽引している点もあり、LGBTの方達がいなければ、その日のパーティーが盛り上がらないといっても過言ではないでしょう。

クラブ内ではバーテンダーなどスタッフもそちらの方だったり、あるいはオネエだったり、マッドマックス2や3に出てくるようなマッチョマンだったりもします。

そのような事もあり、スタッフを含めたクラブ側がLGBTへの理解がもっともある商業施設といっても過言でもなく、カウンター越しの雑談の中でのよろず人生相談の他、エイズを含めた性病の予防啓発セミナーの定期的な実施などにも力を入れていたりもします。


→関連記事:ドイツ・ベルリンのラブ・パレードやクリストファー・ストリート・デイで見落としがちな大切な事



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