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2017年12月17日日曜日

ドイツでピンクが意味する事

こんにちは、ストーンヘッド鈴木(@StoneHeadSuzuki)です。

海外旅行や語学留学、ワーホリ(ワーキングホリデー)などでドイツ・ベルリンを訪れるという方も多いかと思いますが、ところ変われば文化や慣習、物事の考え方が違うという事もあり、時に知らぬが仏という事もあります。



さて、今日は私のそんなエピソードをご紹介したいと思います。

今から数年前の夏、私はベルリンでドイツ語の語学留学をしていました。


ベルリンの郊外から街のど真ん中の語学学校までSバーンというドイツの鉄道やUバーンという地下鉄、トラムなどを乗り継いで通学していました。

通学や街を歩いている際に、携帯電話ショップの軒先でSimカードの営業をしていたイケメンの男性や、すれ違う男女からもニコニコと笑顔があったので、なんだろうと思っていたのでした。

ベルリンの一部の地域を除いてはアジア人、特に東洋系の人が比較的少ない事もあったり、また夏で暑かった事もあり、日本での感覚の様にとあるサンダルを履いていました。

それは当時日本で流行っていたアメリカのクロックスに似たサンダルで、色は蛍光色のピンクでした。

イケメンのお兄さんから「珍しいサンダルだけど、そのようなサンダルが好きなのかい?」みたいな事を聞かれたので、「日本ではアメリカのクロックスのサンダルが流行っているよ」みたいなやり取りをしました。

後日、ドイツ人の知人の家に遊びに行った際に、ふと思い出したので何気なく聞いてみたところ、ドイツでのピンクはLGBTのシンボルでもあるレインボーフラッグと同様にゲイなど同性愛者の意味があるという事を知りました。

私はゲイや同性愛、LGBTに対して否定でもなければ肯定でもなく、あくまで中立的な立場でありますし、なんびとも自由で平等であるべきと思います。


語学留学やその後のワーキングホリデーなどの滞在を通して、ディスコの他、アンダーグラウンド(アングラ)なナイトクラブなどにも足を運んでいました。

そしてベルリン以外にもハンブルクでもレインボーフラッグは見ても、その手のクラブ内や人たちからピンクは見た記憶が無かったので、少し気になっていました。何か特別な意味合いがあるのではないかと。
少し調べてみたところ、ナチスドイツによるホロコーストではユダヤ人とジプシー(ロマ族)の他、なんとドイツ人の男性同性愛者も対象となっていたという事なのです。


私が中学生や高校生だったのは今からかなり前の事ではありますが、さすがにここまでは教わらなかったと思います。(もしかしたら私が記憶していないだけかもしれませんが、、、)

そして、その対象となっていた同性愛者の男性には識別の為にピンク・トライアングルというピンク色の三角形が着けられていたという事を知り、複雑な気持ちになりました。

無知故にピンク色のサンダルを履いていた訳ですが、やはりその国の文化や慣習などを知らないと、時にこのような事もあるのではと思います。

ちなみに海外旅行の「バイブル」といっても過言ではないガイドブックの「地球の歩き方」には巻末の方に「ビギナーズFAQ」や歴史などについての記述があったりもするので、旅行のプランを練っている際や空港で飛行機を待っていたり、飛行機内での移動の際に読んでおくと、いろいろと見聞が広まるのではと思います。

→関連記事:ドイツ・ベルリンのラブ・パレードやクリストファー・ストリート・デイで見落としがちな大切な事