広告

2017-09-11

アルバイトやパートタイムのメリットとデメリット

こんにちは、ストーンヘッド鈴木です。



今日は、コチラの記事で既に述べましたアルバイトとパートタイムの違いと注意点とは?を踏まえた上で、非正規社員であるアルバイトやパートタイムとしての勤務のメリットとデメリットについて述べたいと思います。



アルバイトやパートタイムでの勤務のメリットとデメリットを以下にまとめます。

・メリット
A:非正規ではあるものの、正社員と比べるとブランク等があっても比較的雇用されやすい(採用されやすい)

B:企業風土やブラックな雰囲気、職場の人間関係を「お試し的」に把握しやすく、ムリだと思ったら辞めやすい

C:仕事の内容や能力(センス)、性格的に合う、合わないを「お試し的に」判断しやすい

D:企業によってはアルバイトと正社員の仕事内容が変わらない(社会保障や給与の差を考えるとデメリットでもありますが)

E:労働条件によっては社会保険や厚生年金、雇用保険に入れる場合もある(保険の確認をしようとすると社長が逃げたりする企業もありましたが、、、)

F:企業によっては契約社員や正社員へのステップアップにつなげることも出来る(これはデメリットでもあり、正社員への登用をダシに使われ足元を見られる事もあります)


・デメリット
A:雇用が正社員や契約社員と比べて流動的で不安定(シフトを減らされる、つまり収入が減ったり、比較的簡単に人員整理の為、整理解雇もあり得る)

B:仕事の内容は正社員とほぼ変わらなくても企業側に都合の良いところだけアルバイト/パートだからと言われボーナスや住居手当、扶養手当、福利厚生などの対象とはならない事もある

C:法律での加入義務とは別に、企業によっては利益が出ていようが関係無しに各種保険に入れない事もある

D:正社員にさせるつもりが無いにも関わらず、甘い香りのする餌をチラつかせながらコキ使う企業もある



・デメリットの対策デメリットのA:「分散収入ライフ」によりリスクヘッジ(リスクの軽減)をする方法もあります。

以前、正社員として中小零細どブラック企業で働いていた際に、「明日から来なくていいから」と、いきなり解雇(クビ)になった事もあるので、アルバイトやパートタイマーだから一概にクビになりやすいという訳でもありませんが。

デメリットのB、C,D:たいていこういう企業はケチという事よりも、ブラックな臭いがしたり、ワンマンな企業です。

例えばA社は実際にはフルタイム(1日8時間、週5日)にも関わらず、アルバイトという事で有給は年間10日間ではなく変なところだけ会社に都合よく7日間でした。

これは労働基準法に反している恐れもある訳で、社会保険など各種保険の未加入も含めて労働基準監督署への通告や、ユニオンなど個人的な労働組合への加入などで自己防衛をしないと、不条理ですが、やった者勝ちのやられた者負けとなりかねません。

利益は出まくって儲かっている会社だったので、へんな所で「節税」やコストの削減をしてどうするのだろう?と思うのですが、、、辞めたら代わりの人材をまた安く雇えば良いと思っているのでしょうか。
だとしたら、むしろ場合によっては高くつくのではと思います。

なぜなら余程の経験者でもない限り、業務内容を数ヶ月の研修を通して覚える必要性のある仕事だったので、教えるには企業側も指導する社員の負担がある訳で、雇ったらすぐに即戦力として企業の利益に貢献出来る訳では無かったからです。

また、ハローワークを通しての求人でも、油断は禁物です。社会保険に入れれば、条件はあるものの、うつ病や適応障害など心身の病気や怪我で働けなくなってしまった際に、傷病手当金などの公的な社会保障も受ける権利が発生しますし、割高な国民健康保険よりも保険料が安いという事もあるでしょう。

厚生年金に入れれば、企業側が半分負担してくれるので国民年金よりも受給額が増えますし、万が一障害者となった場合に障害年金の受給額にも影響してくるでしょう。

また雇用保険に入れれば、万が一自己都合なり会社都合なりで失業した際に、条件はあるものの、失業保険を得る事も出来ます。

上述のA社では雇用保険すら入れなかったので、ハローワーク(公共職業安定所)に文句を言っておきました。言うだけ時間と労力のムダかわかりませんが、是正され、他に「犠牲者」が出ないことを願います。

デメリットのD:上述のA社では「仕事が遅い!こんな事では正社員なんて到底ムリだ!」と、まるで正社員どころかパートとしてすらクビとも受け取れるような叱咤激励を社長より直々に受けましたが、冷静に考えたら真に受ける必要性はありませんでした。

社長は私の事を「まじめ」と言っていましたが、これは良い意味でもお世辞でもなく、まったくの逆の意味で、四角四面、頭が固い、素直、バカ正直、という意味だと解釈が出来ます。
つまり経営側(組織)にとってどうとでも都合よく使えるヤツだという事です。

先ほどの「仕事が遅い」の件について、別件で仕事の事を社長に聞いたところ、社長はストーンヘッドの仕事内容や進捗状況をまったく理解・把握していなかったのです。

これでどうやって「仕事が遅い!」なんて言えるのでしょうか、、、
そもそも、周りを見るとベテランのパートさん達も仕事が間に合わず、手伝って貰っていたり、手が遅いにも関わらず、他のパートと私的な話をしていたり、判断基準でパートの先輩方の判断結果を参考にしようとしたら、いいかげんな仕事しかしていなかったりといった状況でした。
これらの状況に対し、社長は気づいているのに、なぜかお咎め無しでした。

5年も務めているフルタイムのベテランのパートタイマー達が正社員という正規雇用に成っていないのを見ると、やはりこういう企業は最初から正社員にするつもりなんて無いのに「正社員登用あり」というエサで釣っているのかなと思ってしまいます。



・むすびに
アルバイトやパートタイムのメリットとデメリット、そして対策について述べましたが、アルバイトやパートは療養や長期海外旅行、親の介護など何らかの事情で無職の期間が長かった人が再就職という社会復帰を正社員よりもしやすいのも事実です。

物事には表面もあれば裏面もあるように、どのような物事にもメリットもあればデメリットも存在し、完璧な事なんて無いのが世の常だったりもします。

物事の長短を踏まえた上で再就職や分散収入ライフ」のひとつとして参考にして頂けたらと思います。


ブログランキング・にほんブログ村へ