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2017年6月5日月曜日

海外長期滞在の前に現地のものの見方や捉え方の違いを理解しておくと精神的に楽

こんにちは。
ヤズー/YazooのDon't Goのシンセサイザー感が最高で1日に何度も聞いてしまうストーンヘッド鈴木です。

Don't GOは80年代のUKを代表するシンセサイザーポップのひとつと言っても過言ではないです。






さて、今回は欧米で外こもりやはたまた海外沈没をしようとするかた、海外でワーキングホリデーや語学留学を検討している方にお伝えしたいことです。

それは事前にものの見方や捉え方の違いを理解しておくと精神的に超楽だということです。

この文化や慣習の違いは今回取り上げる以下の事が全てではありません。
しかし多少なりとも事前に知っているのと知らないのとでは雲泥の差どころか、現実とのギャップを受け入れる事が出来ないと、精神的に持たなくなり、極端な話パリ症候群なんて事にもなりかねません。(パリ症候群の原因は他にもあるとは思いますが)







・利他主義
一般的に日本では学校や家庭、職場などで利他主義を徹底的に教え込まれると思います。
他の人の為を優先して考えるというのは道徳的にも人間的にも大人な対応で素晴らしいのですが、実はそれは半分甘くてお花畑なことです。

海外では多くの人は自分の事、自分の利益しか考えていません。
逆に利他主義は時として会社など組織や外交でお人好しや都合の良い人にもなりかねません。

他の人の為にという事で、ボランティアや慈善活動が挙げられます。
ストーンヘッドはベルリンにワーキングホリデーで滞在していた際に、現地で現地企業から仕事を得るにはドイツ語が思いのほか超が付くくらい重要である事を実感しました。

ジャパレスこと日本食レストラン以外はストーンヘッドの場合はドイツ語が出来ないとまず無理でした。
50通くらい履歴書を送ってやっとの思いで面接まで辿り着けても、専門的なドイツ語がわからず、英語を話した瞬間に問答無用で即面接終了といった感じでした。




そこでボランティアを通してドイツ語をもっと磨こうと思い、マクドナルドが慈善活動として行っている施設でのボランティアに応募しようとしたら、ルームメートから、「SUZUKI、お前はアホかそれとも大金持ちか?」と。

話を聞くと、このような事はヨーロッパではお金に余裕のある人がやる事といわれました。もっとも税金対策なんて話もありますが、
「ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブスでもない限りは対価なくして労働なしだろ!」
と、ちょっぴりビターながらも、ありがたいお言葉もいただき、あぁなるほどなぁと。

もっともベルリンでは生粋のドイツ人ですら今でもベルリン市内の旧西ベルリンと旧東ベルリンや、旧西ドイツとの経済格差が大きいので、人の為が跳躍したともいえるボランティアを通して願わくば語学の向上をというのはお花畑のような詰めの甘いアイデアだったのかもしれません。



・利己主義
もっとも欧米では日本のように利他主義が半ば洗脳のように学校や家庭で教え込まれるのでもなく、利己主義(つまり自己チュー)な人が多いです。このあたりは外交を見ればよくわかるかと思います。
お宅を中心に地球は回っているのかと言いたくなるような位に、自己中心的な人もいます。

例えばホステルのロビー付近で子供達が大勢いました。学校の先生達が生徒達を引率していたのですが、生徒達が通路を開放せず、また大きな声で騒いでいても先生達は何もお咎めナッシングでした。

日本では信じられない光景ですが、ドイツでもこんなもんなんです。本当は小さいときからの道徳教育やしつけが重要だと思うのですが、、、と思うとストレスが溜まるだけです。
相手はスイマセンなんてことは一言も言いません。

間違っても相手は言わないです。それは自分の非を認めることになってしまうので、例えば車の事故の場合は誤るどころか、道の真ん中に車を止めたままで女性でも男性相手に怒鳴りまくっていたことが何回かありました。
まぁこういう所なんです。噛み付かれたらたまったものではありません。苦笑





利己主義の人は大抵他の人の事など気にも留めていないので、何か不平・不満がある場合は、すぐに言わないとダメです。
日本人的な阿吽の呼吸や、言わなくても空気を読んでわかってくれるだろうというのは無意味な結果に終わるどころか、自身にストレスが溜まるだけです。

逆に相手が文句を言ってこないというのは問題ないという理屈といっても過言ではありません。

人も国も似たようなもので、日本から一歩でたら海外では自国の利益しか考えていません。 アメリカファーストなんてトランプ大統領より前からとっくにあったと思うんですけれどもね。
逆にアメリカは世界の警察なんて素敵な事を言っていますが、自国の利益にならないと思えばどうですかね、アメリカ軍を動かしますかね?




・自分の利益になるか、ならないか
多くの人が直接自分に降りかかる火の粉でもない限りは自分の知った事ではないといった感じですし、自分の利益にならないと思えば指一本動かしてくれません。

ドイツ人は基本的に英語を理解する事が出来ます。言語学的にもドイツ語は英語とのつながりが多いというよりも、英語の基礎はドイツ語から来ているといっても過言ではありませんし、教育水準のお陰もあってか一般的には英語は通じます。

旅行で滞在している分には英語でぜんぜん問題ありません。汚い話ですが、旅行者には優しいです。なぜならお金を使ってくれるからです。




ところがワーキングホリデーなど長期の滞在となると、状況は変わってきます。ドイツにいるんだからドイツ語で話せとばかりにスーパーのレジで机を叩かれたり他にも英語で話してもドイツ人の受け答えはドイツ語で帰ってきたりと、隣国フランスでよく言われるフランス人に英語で質問するとフランス語で返ってくるというのに近いものがあるかもしれません。

ドイツ人とはいえ、大多数の人がかなり面倒くさがりやで適当です。ドイツ人ですらそんな感じです。
もうひとつは自分の利益にならないと思えばわざわざ気を使って英語で話して「あげる」なんてご丁寧な事はしないという人が多いです。

ところが、そういった人が多いにもかかわらず、英語で話してくるドイツ人がいたら、それには理由があると思って間違いないです。大抵外国人の持っている情報や食べ物など何か下心があると思って間違いないです。

こういう事を読むと気分が悪くなる人もいるかもしれませんが、全てのドイツ人ではないのですが、実際のところ残念ながらこういう現地人も多数いるという事は間違いありません。
もっともベルリンは未だに旧西ドイツとの経済格差があるともいわれ、経済的にも精神的にも余裕の無い人が多いのかもしれませんが。



・なぜ無料なの?
例えばベルリンではフリーシティーツアーなる無料の市内ガイドがあります。これはホステルなど宿泊先にビラが置いてあり、参加したい人が自由に決められた場所、時間に集合し、「ボランティア」のガイドが市内を歩きながら観光名所を案内してくれるというものです。





アレクサンダー広場/Alexanderplatz@ベルリン


ここで思い出して欲しいのは既に述べたように自分の利益にならないことには指1本動かさない人が多いヨーロッパでなぜこのボランティアは案内をしてくれるのでしょうか?

それは途中でカフェやレストランに立ち寄るので、事前に店側と「連絡」をしておき、あとでリベートを店側からもらうという訳です。

例えば1回の参加者が30人、カフェやレストランでの飲食が一人平均12ユーロの10パーセントで1.2ユーロ×30人=36ユーロ
プラス、ツアー参加者からのチップが平均1ユーロとして
30ユーロ。
合計で66ユーロ。
仮に半日で66ユーロならばどうです?そこそこ良いお金になりませんか?

店側もお客さんが飲食をしてくれて更にフェイスブックやツイッターなどSNSなどで口コミで評判を広めてくれたら10パーセントのリベートは宣伝費用と比べてどうでしょう。

ジョージア(グルジア)はビザ無しで1年間の労働と滞在が出来るという話なので、ジョージアでストーンヘッドもそういったちょっとしたビジネスをしましょうかね。
首都のトビリシからベルリンまでは格安航空/LCCも出ていますし。


・その日の汚れ、その日のうちに?
一方で、いざ自分に降りかかる火の粉があると動物の争いかの如く怒鳴りちらしたり、机をバンバン叩きながらも直ちにその場で対処して解決させるといった感じです。

なので、後からお得意の?「遺憾の意」や「強く抗議」とかはあまり意味がありません。

台所の油汚れではありませんが、不平不満は気づいた時点でその日のうちにきれいに片付ける必要があります。








犬のしつけの際に、後からどんなけ怒っても意味が無いように、多くのヨーロッパの人は後からあれこれと抗議や説明をしても、今更何を寝ぼけた事言っているのだろう?と思われる程度で労力の割には結果は出せません。


<まとめ>

今回はものの見方や捉え方の違いを取り上げましたが、この様な予備知識はワーキングホリデーや語学留学、海外就職を目指している方の参考にもなるのではと思います。