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2017年6月12日月曜日

【蝋人形の館】ベルリンのゴス系ディスコで踊るということ【お前も蝋人形にしてやろうか!】

グーテン・ターク。

最近、ハチミツ梅にハマっているストーンヘッド鈴木です。

さて、今日はドイツ・ベルリンのゴシック/ゴスがまわるディスコ/クラブで踊るということは一体どういうことなのかについて写真を使いながらビジュアルに説明していこうと思います。






ミラーボールの中に十字架?


まず、ベルリンがどんな都市なのかは関連記事でなんとなくイメージが出来るのではと思います。

その様なベルリン特有の背景を踏まえながら本題に入って行きたいと思います。


関連記事:【カオス】クラブカルチャーから見るドイツ・ベルリンの壁面とカオスな雰囲気【フリーダム】
http://stoneheadsuzuki.blogspot.jp/2017/06/blog-post_12.html


ベルリンはパーティータウンともいわれ、ディスコ/ナイトクラブ(以下クラブ)によってはMatrixのように毎日開いているクラブもありますし、金・土の週末以外に平日でも開いているクラブもあります。

開いている時間も夜10時頃から翌朝7時、8時頃までではなく、週末はぶっ通しで開いているクラブや、そもそも24時間/365日という、いつでも気軽に立ち寄れるクラブもあります。





また、クラブはMatrixの様に駅の下や市庁舎やホステルの地下、工場跡地などベルリン市内の実に様々な場所にあります。

そしてクラブといっても実にさまざまなジャンルのクラブがあり、音楽にまじめで「健全」なクラブもあれば、大人の事情でここではかけないようなディープ、アンダーグラウンドなクラブもあり、クラブという言葉は時に誤解を生むことすらあります。


関連記事:【Freedom】ドイツ・ベルリンのディスコとクラブの違いをもうちょい違った視点から捉えてみた【Freiheit】
http://stoneheadsuzuki.blogspot.jp/2017/06/freedomfreiheit.html





このようなヨーロッパの不夜城ともいうべき眠らないベルリンはパーティータウンともいわれ、世界各国からクラビングの為に訪れるクラバーさんも多く、クラブカルチャーは観光資源のひとつともなっています。

さて、そんなベルリンでクラブに行く、特にゴシック/ゴスのまわるクラブに行くという事は一体何を示すのでしょうか。

それはドュンカークラブ/Duncker Clubが分かりやすいのではと。











画像A


このクラブの名前とフライアーからしてゴシックな感じがプンプンします。

今回紹介する「Der Montagsduncker」(英語的にはThe dark Monday/暗黒の月曜日か名詞的にThe Monday Dark/月曜日の暗黒)は1993年から月曜日に開かれているパーティーで、実に25年近くになろうとしています。

月曜日というとなんだかブルーという方も多いのではと思います。

・New Order - Blue Monday

なる曲もあったりするくらいですが、ここドュンカークラブの世界にはブルーマンデーなんて言葉は存在しません。

むしろブルーな月曜日だからこそ「教会」に行って「神」に「祈り」を捧げるといった感じすらします。

それはまさにミサ。

ドュンカークラブのクラブ内の雰囲気から感じ取る事が出来るのではないでしょうか。
(言い方を変えるとパーティータウンらしい月曜から夜更かしとも言えますが、、、笑)
















画像B


ストーンヘッドが世を忍ぶ仮の姿のMr.鈴木として足を運んだ際には、写真を撮り忘れたというよりも、聞いた事もないような、やっすい中華アンドロイドのカメラ機能では暗すぎて写真が撮れなかったというのが残念です。


地獄より愛をこめて [ 聖飢魔2 ]



それくらいダークな雰囲気での中だったのですが、髪の長くてキレイな人が踊りを捧げていました。
ところが女性なのか、はたまた男性なのかすらまったくわからず、それくらいハコの中は暗く、幻想的いや神秘的とも言える雰囲気に包まれていました。

人によってはトイレに行くとわかりやすいと唱える人もいるのですが、言われて納得なのは、トイレは比較的明るいというパターンが多いからです。

(治安が悪い場所やアングラ系は大人の事情の対策の為、暗くて青いライトの場合もありますが、当ブログでは一般的に「健全」なディスコ/クラブのみ取り上げています。)

それにしてもここは我々の住む世界なのか、それともこれがゴシック/ゴスの世界なのだろうか、ドリンクを飲みながら自問自答が続きます。







画像C

画像左上のちょっと青白い感じの所が、神聖な場所とも言えるDJブース、いや司祭のいらっしゃるところで、たいていDJブースのまわりはドリンクで清められています。


ドュンカークラブの特徴はダークな感じに加え、DJブースがアングラ系を含めても類を見ないような高い位置にあります。

どうやって司祭のいらっしゃる地位まで上り詰めるのか、たどり着けるのかストーンヘッドはドリンクを飲みながら思うのですが、謎は深まるばかりです。

もはや司祭は下界とも言うべきフロアから離れた高い位置に君臨され、それは神が地上のクラバーを眺める、そして地上のクラバーが神を拝むといった独特な構図を描いていると言っても過言ではありません。

ベルリンには大小のクラブ、そして80'sなど音楽も聞けるバーやアングラ系も含めると、それは星の数ほどのクラブがあると言っても過言ではない状況の中で、このような構図が見れるのはストーンヘッドの知る限りではドュンカークラブだけです。






画像D


一筋の明るい光が、、、
この光はゴシックの世界に一体何をもたらそうとしているのでしょう、、、

それにしてもヘルレイザーのピンヘッドがいてもおかしくない雰囲気です。

ヨーロッパではゲーハも多く、その為かスキンヘッドも多いです。
こういった暗闇のなかで、そういった人を見た際に、一瞬ヘルレイザーのピンヘッドかと思い、誤ってドリンクをこぼしてしまった事があります。w









クラバーたちはバーエリアでドリンクを飲み、踊り、いや祈りの前に身を清めています。

中にはドリンクを飲みながら他のクラバーと人生や哲学※1について語り合ったり、自分の犯した過ちについて懺悔※2をする者や、はたまた出会い※3もあったり、そこは人間社会の縮図といっても過言ではありません。

※1ドイツ人は哲学が好きです。
※2ドイツ人は自虐ネタとオチが好きです。
※3出会いも多い!ですが、そのまた逆もしかり、、、です。







画像E



幻想的な暗闇の中で、この十字架は一体何を意味するのでしょう。そして何を我々に語りかけようとしているのでしょうか。

ドュンカークラブで喪服とも言える黒い服に身を包んでの踊りはPlayではなく、それはもはやPray。
すなわち祈りではないだろうかというのがストーンヘッドの持論です。




ストーンヘッドも新曲を含め、それなりに曲の勉強をしているつもりではありますが、ドュンカークラブではそれでもまだまだ聞いた事のない曲が幻想的な空間の中でゴス系を中心にまわされ、ダークさをより濃くし、デュンカークラブではまだまだ自分の未熟さを実感させられます。

ドュンカークラブでの濃い曲は月曜日なのにそれなりにクラバーが集まる「モンタークスドュンカー」が25年近くも運営されている事にもつながりがあるのではないでしょうか。

ドュンカークラブはもはやゴシック系クラバーにとっての教会、そしてベルリンのゴシック界の総本山といっても過言ではないでしょう。





ベルリンは今宵も眠りません、、、
(実際に深夜、早朝に電車に乗る場合は事前にダイヤの確認をおすすめします)



※モンタークスドュンカーでは全ての曲がゴシックという訳でもありませんし、ドレスコード(服装規定)は特に無いので気軽に足を運んでクラブカルチャーに興味を持っていただけたらと思います。


ドュンカークラブの画像A~Eは以下より引用:https://www.facebook.com/Montagsduncker/