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2017-05-31

毎年海外旅行や配当金生活もドリームじゃない?東証上場の高配当ETF1361、1478、1589、1590の銘柄紹介

こんにちは、ストーンヘッド鈴木(@StoneHeadSuzuki)です。


ETF(上場投資信託)まるわかり! 徹底活用術2017 (日経ムック) [ 東京証券取引所 ]


追記:2017年12月8日
ブラックロック社の運用するiシェアーズETFシリーズの一部の銘柄が上場廃止予定による繰上げ償還の予定となったことや、複数のETFが東証に新規上場される事となり、当初よりも状況が大きく変わってきた為、銘柄を選別しなおし、記事を新たに書きました。


→関連記事:【改訂版】毎年の海外旅行費用や配当金生活も夢じゃない?資本主義の仕組みでお金を得る方法の紹介




今回は、既に当ブログの以下の関連記事の記事にて少し取り上げました高配当銘柄について、もう少し詳しく紹介をしたいと思います。

要約すると、資本主義経済の仕組みといっても過言ではない株式投資における配当金を利用し、海外旅行の航空券代やホテル代をはじめ、食費や家賃など生活費の足しや、将来的に配当金が増えれば配当金による不労所得(不老収入)での配当生活などに、どのような銘柄が良いのかという銘柄の紹介記事です。




→関連記事:理想と現実のなかでセンスの無い自分なりに最善の投資方法を考えてみたhttp://stoneheadsuzuki.blogspot.jp/2017/05/blog-post_22.html



今回取り上げる銘柄
1、1361 iS米国Hイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC)
2、1589 iシェアーズ米国高配当株ETF(MS配当F)
3、1590 iシェアーズ米国不動産株ETF(ダウ米不動産)
4、1478 iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF


なお、これらのETF(上場投資信託)銘柄は東証に上場されており株と同様に東証の取引時間中(平日09:00-11:30、12:30-15:00)に売買が出来ます。

松井証券では1日の売買代金の合計が10万円までは手数料が無料ですし、GMOクリック証券ではもともと手数料が安く、その上GMOアドパートナーズ(証券コード4784)などGMOグループの株主優待により売買手数料のキャッシュバックを得ることも出来ます。



なぜアメリカへの投資に魅力を感じるのかはこちらをご参考に。

→関連記事:

【成長性】なぜアメリカへの投資に魅力を感じるのか【連続増配】

http://stoneheadsuzuki.blogspot.jp/2017/06/blog-post_9.html




1、1361 ハイイールド債
格付けがBB以下の投機的要素が強い債権が約50%とジャンク債ともいわれていたりもします。


図1
引用:ブラックロック

https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/271018/


しかしこのETFがほんの数社で構成されている訳でもなく、実際には図2のように構成銘柄として複数の企業が組み込まれているのでリスクは比較的分散されています。



図2 組入上位10銘柄
引用:ブラックロック
https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/271018/


そして、そもそも企業活動にはなんらかの形で資金が必要であり、その資金調達の方法のひとつが債権であるということです。

今後、アメリカの政策金利の利上げが予想され、政策金利と債権の利回りの差が少なくなってしまうと、わざわざリスクをとってまで1361などハイイールド債に投資をする醍醐味が薄れてしまいますので、今後新規に発行されるハイイールド債は今以上に高い金利となるのではと考えます。




また、このETFでは約88%が米国企業への債権つまりドル建てで行われるので、新興国通貨とは違い現地企業の為替リスクはそれほど気にしなくても良いだろうということです。

その上、リスクオフ時に資金が新興国市場から引き上げられる際に、景気の波は受けるものの、ハイイールド債はほぼアメリカの企業で構成されている事、上記でも述べたように銘柄が分散されている事から、それほど深刻な事態とは成りにくいだろうという事です。

なお、個人的には1361は1590米国不動産株と同様に景気の波をモロに影響すると考えていますが、かといってそれ程心配する事でもないとは思っています。景気は良いときもあれば悪いときもある、母親の機嫌のようなものでしょう。




ややこしいかもしれませんが、1361のETFのファンド籍は課税の都合上、現地配当課税の無いアイルランド籍となっています。
よって分配金に掛かるアイルランド現地での課税は非課税で、日本の国税当局から20.315%が源泉徴収されます。






2、1589 iシェアーズ米国高配当株ETF(MS配当F)
このETFは米国のHDVの円建てです。
米国企業の株主への配当金の重点の置き方が日本企業とは違い、株主還元が重要視されていることから今後も増配が見込めるだろうということです。

日本企業も最近はアメリカ企業に右へならへとばかりに改善されてきているとは思いますが、まだまだといったところではないでしょうか。

なお、分配金(配当金)は1口(1株)あたりに対して支払われるので、HDVのような高分配銘柄(高配当銘柄)は下落や暴落局面において、日本株の株主優待銘柄のように下げ具合が比較的マイルドになりやすいのではと考えます。

これは下落時に評価額は下がるものの、買い増しにより保有する口数(株数)を増やす事により、割引価格のように安くETFを買うことが出来ます。

そして口数が増えるという事は将来的な分配金や資産評価額を増やす事につながります。

(投資の世界に絶対はあり得ないので、下落しても同じ分配金の金額が貰えたり、将来的に株価が上昇するという保証はありませんが)





3、1590 iシェアーズ米国不動産株ETF(ダウ米不動産)
このETFは米国のIYRの円建てです。
まさにサブプライムローンやリーマンショックにも関連する訳ですが、四半世紀に渡りアメリカに住んでいる知人によると、ロサンゼルスでは家賃が1.5倍になってしまったとのことです。

ストーンヘッドがワーキングホリデーでベルリンに語学留学をしていた際も、物価や家賃はどんどん上がっていきました。世界的に見てもどうやら自動車を含め不動産評価額が下がっていくのは日本くらいのようですが、要は海外では基本的に不動産の評価額はそれほど下がらず、物価の上昇と同様に家賃は上がっていくものと考えられます。

また、トランプ大統領になり、移民政策に曇りが見えていますが、なんだかんだ言ってアメリカの建国の歴史を遡ればアメリカは言わずと知れた移民の国であり、若い人口も多い事からも


図3 アメリカ合衆国の年齢別人口ピラミッド
引用:populationpyramid.net
http://www.populationpyramid.net/ja/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD/2016/





図4 日本の年齢別人口ピラミッド
引用:populationpyramid.net
http://www.populationpyramid.net/ja/%E6%97%A5%E6%9C%AC/2016/


アメリカでは図3のように若い年齢層が多く、年配者は比較的少ない傾向がわかります。
一方で日本は図4のように若い年齢層が少なく、年配層が多い状況といえます。これだけ見ても健康保険や年金など現状の制度では税金の負担が多くなりそうな事が推測できます。




ですから増税ありき!という訳ではなく、まずは徹底的に役所のムダ、ムラ、ムリなどを見直して欲しいですね。
特に市町村や国会議員数の削減などまだまだやれると思うんですけれどもね。

もうひとつ見ていただきたいのが図5です。


図5 アメリカの人口推移
引用:populationpyramid.net
http://www.populationpyramid.net/ja/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD/2016/

まるでNYダウのチャートのようにきれいな右肩上がりで人口は今後も増えていく予想です。

アメリカの年齢別人口ピラミッドや人口推移から今後も強いアメリカ経済が予想出来、それ故にダウ平均株価の上昇も見込めるでしょう。
また商用、住居用の不動産の必要性や需要が見込めると考えられ、ここが今回の記事で取り上げた銘柄の醍醐味でもあり特徴であり、まとめといっても過言ではありません。



図6 日本の人口推移
引用:populationpyramid.net
http://www.populationpyramid.net/ja/%E6%97%A5%E6%9C%AC/2016/

図6は日本の人口推移ですが、最早わが国では2010年あたりをピークに人口はどんどん減っていく予想となっています。





4、1478 iシェアーズMSCIジャパン高配当利回りETF
日本国内株も高配当、高利回りを謳うETFが上場されています。
まだ上場されたばかりではありますが、1478を含め、以下の2銘柄の分配金利回りが3%以上になれば投資の魅力も更に増してきます。
・1494 One ETF 高配当日本株(アセマネOneが運用)
・1489 (NEXT FUNDS)日経平均高配当株50指数連動型ETF
 (野村が運用)



<配当利回りと配当時期>
今回取り上げた銘柄の配当利回り(分配利回り)や配当時期(分配時期)については関連記事にて取り上げています。
またこれらの高配当ETFを利用すると自作のほぼ毎月分配型投資信託も出来ます。


→関連記事:【毎月分配も夢じゃない?】前編:東証上場の高配当ETFによる利回りと分配時期【配当再投資】



<まとめ>
冒頭で取り上げた1361、1589、1590、そして1478のiシェアーズのETFシリーズはブラックロック社によって運用されています。これは考えようによってはETFというタマゴをブラックロック社という1つのカゴに盛っている事となります。






もちろん現状でも
・生活防衛資金
・定期/普通預金
・買い増し用待機資金
・買い付けしたブラックロックのETF

とする事により、リスクを分散させることも出来ますが、1494、1489の配当利回り(分配利回り)が3%以上の実績が見込めれば運用会社をブラックロック1つにするのではなく、野村證券やアセマネOneなど、やはり複数の運用会社にリスクを分散化させたいものです。


→関連記事:【1557】東証に上場しているETFでアメリカに投資をするメリット【1589】




【1557SP500ETF】理想と現実のなかでセンスの無い自分なりに最善の投資方法を考えてみた【1546ダウETF】

こんにちは。
三度のご飯よりもディスコで踊る事が好きなストーンヘッド鈴木です。





引越し前の旧ブログでは何回かストーンヘッドの投資のスタイルについて紹介してきたかと思います。

弱小零細ながらも投資、そして「分散収入ライフ」をしていくにあたり、投資の手法や銘柄研究、試行錯誤を通して投資のスタイルが以前と変わってきています。




一方で、ある程度勉強してたどり着き、今も変わらなく意識をしていることがあります。
それは

1、わからない事には手を出さない事
2、タマゴはひとつのカゴに盛らない事
3、損をしない事
4、3を繰り返す事
5、休むも相場

という事です。
投資をしていく中で投資対象や手法が変わったとしても、これら5つの事を常に頭の片隅に意識をし続けています。


私も慈善活動家ではないので、投資によりキャピタルゲインなりインカムゲインなりなんらかの利益を得る事を目的としています。

一方で利益を得るという結果を出す為の投資の対象や手法については、これは半分答えがあって無いようなもので、まさに十人十色といっても過言ではありません。

例えば投資の対象の一例として以下が挙げられますが、
・株式
 もう少し具体的には、、、
 ーー日本株
 ーー中国株
 ーー米国株
 ーーベトナム株などなど
・FX
・CFD
・ビットコイン(仮想通貨)
・VALU
・不動産

、、、などなど世の中には実に様々な投資や投機対象があり、そして手法もたくさんあります。

どんな投資対象にどのようにどれくらいの金額や期間を投資していくかというところで、みなさん悩んだことがあるのではないかと思います。





悩めば悩むほど、出るのはため息と屁くらいのもんです。
ドツボにハマってしまうと、そのうちハゲてしまうなんてことも、、、

実際、私は何か物事の選択をする際によく考えたり調べたりするのですが、やっぱり最後はどっちを選択するのか悩んでしまいます。

最近鏡を見て思うのは悩んで選択を決められない為かわかりませんが、額が相当上がってしまいました。
上がるのは男前という事だけにしてもらいたいものです。

この悩みで失った時間と毛は計り知れない物があります。
悩みに時間を費やすよりも合理化できるところは合理化し、
節約できた時間でディスコミュージックをYoutubeで聞いたり、きれいなオネエさんと一緒にコーヒーでも飲みたいものです。




<理想>
冗談は顔だけにして、前置きが長くなりましたが、ここから本題に入っていきたいと思います。

理想としては資本主義の仕組みを利用して配当金再投資により複利効果を使って資産を増やす事です。お金がお金を産む、まさに金のなる木を育てていくといっても過言ではありません。

この不労所得の仕組みを使えば配当金による配当金生活の他にも、場合によっては毎年の海外旅行費用や全額ではない物の、航空券やホテルなどの多少の足しにする事も出来ます。






いろいろ考えた結果、何事にもセンスの無いストーンヘッドは、銘柄にもよりますが、投資対象は比較的低リスクかつ初期投資資金が少なくても投資可能な株式投資、そして銘柄は国内上場のETFが向いていると考えました。

ETF投資の特徴のひとつに売買単位や初期投資資金の少なさがあります。 ETFは一般的に1口(1株)単位から売買が出来、一例として

・証券コード1478 
 iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF

を挙げると2017年5月30日の終値時点で1口(1株)あたり2,008円なので売買単位が1口(1株)なので2,008円あれば購入が可能なので多額の初期投資資金がなくても投資がしやすいです。




なお、売買には一般的に買い付け時、売却時にそれぞれ手数料が必要となりますが、以下のサービスを利用する事で売買手数料を無料や実質無料にすることもできます。


<松井証券>
1日あたり合計10万円までの売買の売買手数料が無料。


<カブドットコム証券(カブコム)>
1557 SP500 ETFなど「フリーETFサービス」の対象銘柄の売買手数料が無料

<GMOクリック証券>
4784 GMOアドなどGMOグループの株主優待を使うと売買手数料がキャッシュバックされ、実質手数料が無量



もうひとつの特徴として、銘柄選びが比較的容易という事です。
東証1部に上場されているだけでも2,000社もあります。
この中から銘柄を絞るというのは私には容易なことではありません。

またストーンヘッドは会社四季報の数字の持つ意味、重みをよく理解する事ができないので、やはり個別銘柄への投資は現状難しい物があります。

しかしETF投資は個別銘柄1つへの投資ではなく対象銘柄を束ねた指数なので、今まで平均点もろくに取れなかったストーンヘッドには願ったりかなったり、渡りに船です。
ETF投資により平均点を取っていこうという訳です。




<理想の投資> テンバガーなど大もうけは出来なくても時間軸を味方に比較的低リスクで資産をジワジワと増やしていこうという訳です。

ストーンヘッドの理想として高配当銘柄の配当金再投資戦略(分配金再投資戦略)でして、その銘柄は以下の通りです
(銘柄の特徴はまた機会を改めて別の記事で取り上げたいと思います。)

・1361 iS米国Hイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC)
・1589 iシェアーズ米国高配当株ETF(MS配当F)
・1590 iシェアーズ米国不動産株ETF(ダウ米不動産)
・1478 iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF


関連記事:毎年海外旅行や配当金生活もドリームじゃない?高配当ETF1361、1478、1589、1590の銘柄紹介

http://stoneheadsuzuki.blogspot.jp/2017/05/etf1361147815891590.html



<分配金頻度>
1361ハイイールド、1478ジャパン高配当は年2回(6ヶ月に1回)
1589米国高配当、1590米国不動産は年4回(3ヶ月に1回)


<メリット>
そのうち山ガールや釣りガールのように株ガールとか米国株女子とか出てくるのではと思うのですが、最近何かと話題で流行っている?米国株の売買にはそれぞれ最低5米ドルが必要なので、ある程度まとまった金額で買い付け、売却をしないと手数料が高い物についてしまいます。




一方でJDRなど東証に上場しているETFの売買は上に挙げたとおり松井証券などのサービスを利用すれば条件付ながらも無料で売買も出来るので少なくとも手数料負けは避けられますし、ドルコスト平均法を使って貯株によるETFの積み立ても行いやすいです。

NISAや積み立てNISAを活用して節税しながら貯金のように貯株で積み立てをしていくという手法もあるでしょう。







<デメリット>
将来的に高配当銘柄の配当金(分配金)で生活をしていくとすると例えば1,000万円の平均3.5%の分配金利回りで35万円。
2,000万円の平均3.5%の分配金利回りで70万円など、要は大きな資金を長期で投資することになり、急にある程度まとまったお金が必要になった場合に手元の現金に余裕がないと困る事も考えられます。

というのも、ストーンヘッドの家庭の事情で、もしかすると急遽大きなお金の必要性も出てくるかも知れず、上記のようなある程度まとまったお金を長期投資するのは自分には現実的ではないだろうという結論となり、自分の現在の状況に合わせた現実的な投資を考え直しました。

なお、iシェアーズを運用しているブラックロック社への投資の割合が多くなってしまうという課題もあります。
これは見方を変えるとブラックロック社というひとつのカゴに大小さまざまなタマゴを盛っているのと同じことになりかねません。





ここで投資の基本として2の「タマゴはひとつのカゴにもらない」ということを意識したいところです。
もしブラックロックの銘柄複数に投資をするならば、資産を

・生活防衛資金
・定期/普通預金
・買い増し用待機資金
・買い付けしたブラックロックのETF複数銘柄

など複数に分けてリスクを分散させておくと何かあっても他にまだ資金が残っているので対応がしやすいです。

なお、普通預金でも2017年5月31日現在で税引き前で楽天銀行では条件付で0.1%、イオン銀行では同じく条件付で0.12%の金利が付くので、生活防衛資金や待機資金はそちらで運用をしています。

また、運営会社の分散という意味ではまだ上場されたばかりではありますが、1478を含め、以下の2銘柄の分配金利回りが3%以上になれば投資の魅力も更に増してきます。
・1494 One ETF 高配当日本株(アセマネOne)
・1489 (NEXT FUNDS)
    日経平均高配当株50指数連動型ETF(野村)

あるいは景気循環株とも言われますが高配当で配当金利回りの良い丸紅や住友商事など商社株や日産など自動車株への投資も手だと考えます。

要はリスクを分散させるという事です。
(日本の商社ビジネスや自動車株についてはまた機会を改めて記事にしていこうと思います。)



<現実>

世の中、希望や夢に満ちた理想だけではなく、時として現実も見なくてはなりません。


梅沢富美男/白神恋唄/夢芝居(ニュー・バージョン) 【CD】



高配当銘柄の配当金再投資戦略(分配金再投資戦略)は家庭の事情もあり、現実的には厳しいという結論となり、現時点で他の最善の方法を考えたところ以下の銘柄のスイングトレードとなりました。

・1557 SPDR S&P500 ETF
・1546 (NEXT FUNDS)ダウ・ジョーンズ工業株30種 ETF
-----------------------------------------------------------
・1563 マザーズ・コア上場投信 ETF





図1
引用:ヤフーファイナンス
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=^DJI&ct=z&t=ay&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130&a=

図1はNYダウのチャートです。サブプライムローンからのリーマンショックによりNYダウは暴落し、2009年に底をつけてからは再びキレイな右肩上がりの男ながら惚れ惚れしてしまうチャートです。




図2
引用:ヤフーファイナンス
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=998407.O&ct=z&t=ay&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130&a=

参考までに日経平均株価を見てみると、NYダウの戻りに比べるとアベノミクスでやっとこさバブルの半分程度の戻りといったところです。(インフレの差を考慮する必要があるとの意見もあります。)





図3
引用:ヤフーファイナンス
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=1546.T&ct=z&t=ay&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130,s&a=v

1546ダウも1557SP500もアメリカの株価指数の円建てなので米ドル/円の為替の影響を受けますが、長期のスパンで考えた場合は為替の影響よりもダウやSP500の両株価指数の成長性のほうが勝ると考えられるので、円高リスクは相殺できるだろうと考えています。




図4

引用:ヤフーファイナンス
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=USDJPY=X&ct=z&t=5y&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130&a=

1546ダウも1557SP500も日本円のまま売買が出来ます。
また売買手数料は既に述べたように、条件付ではあるものの、松井証券などを利用すれば無料で売買することも出来、売買手数料負けをし難くなるメリットがあります。






<なぜアメリカへの投資なのか>
まず現状ではアメリカが経済の中心であり、覇権国家であり、アメリカ経済の強さがNYダウをはじめとした株価指数に表れているといっても過言ではないでしょう。
また米ドルは世界の基軸通貨なので、米ドルが為替の軸となってきます。

本記事の最初の方に投資は十人十色と述べているように、その当たりは人それぞれですが、分散の対象として先進国や新興国の株式や通貨、債券などに分散をする投資家の方が多数見受けられます。

例えば日経225に連動する投資信託とTOPIXに連動する投資信託の両方に投資をしている方などです。

この場合、相関性は高いと考えるので、投資開始の時期が余程違うということでもない限り、総合的に判断するとメリットとしては次のような事が考えられます。

・投資を開始した時期、買い付けた値段が違う
・分配金の支払われる時期が違う
・運営会社を分散させる

彼らの分散の一番の意味は銘柄を複数にしたり、ETFや投資信託の運営会社を複数にすることにより、リスクを分散する事ではないかと考えます。

<アメリカ1国集中投資でOK牧場?>
上記のような手法の投資家の方達もいるという中で、はたしてアメリカ1国の集中投資で大丈夫なのでしょうか。

ストーンヘッドとしては投資可能な資金にも限りがある都合上、個人的には投資対象国はアメリカ1国で良いと考えています。強い経済と基軸通貨、そしてアメリカ企業が世界の至る所に進出しているという事です。

アメリカ企業への投資はその企業がアメリカ国内でしかビジネスをしていない場合を除いて、コカ・コーラやiPhone、AmazonやFacebookのように世界中で販売・消費、サービスが提供されており、彼らのマーケティングやブランドは非常に強い物があります。




理屈っぽいかもしれませんが、理屈の上ではアメリカ企業への投資というのは、間接的に世界中への投資といっても過言ではないでしょう。

また、2016年初頭の中国の株価暴落や2016年6月のイギリスのブレグジットの影響は果たして当事国だけだったのでしょうか?
ストーンヘッドは近年の世界経済は最早リンクされているかの如く相関性が高いと考えています。

つまり、〇〇ショックの時には中国に投資をしていようがイギリスに投資をしていようが相関性の高さからお互いに影響を受けるということです。

またストーンヘッドが新興国の株式や通貨、債権に興味をあまり示さないのは投資可能資金に限りがあるのもそうですが、一番は新興国の通貨が高金利なのにはそれなりに理由があり、一般的に高金利通貨はだんだん円高になっていく傾向があるということです。




図5
引用:Investing.com
https://jp.investing.com/currencies/try-jpy-advanced-chart






図6
引用:Investing.com
https://jp.investing.com/currencies/zar-jpy-advanced-chart

図5のトルコリラ/円ならびに図6の南アフリカランド/円のチャートから長期では円高傾向であると考えています。ここで無限ナンピンのように買い増しをしても結果を出す事は難しく、記事の冒頭で述べた

3、損をしない事
4、3を繰り返す事

この考えから投資対象としての魅力は無いと判断しています。

また新興国市場(エマージング)の株式や債券はひとたびリスクオフとなれば資金は一気に引き上げられ騰落(ボラティリティ)が激しいとも考えられます。

はたしてそんなプロ向けともいえる市場にストーンヘッドのような素人弱小零細の投資家もどきが参戦するよりも、自分の能力を踏まえ、背伸びをしないまでも長期の視点で米国株市場で平均点を狙っていった方が結果的に底堅い物があると考えます。




1546ダウや1557SP500のETF投資はテンバガーのような短期での大もうけは出来ないとは思いますが、裏を返すと大損もし難いだろうという事です。

そして長期のETF投資により、市場の平均点をコツコツととっていくことによって、ETFは誰しも小金持ちになれるであろうチャンスを与えてくれていると思います。

貧富の差、格差社会、若者に厳しい社会、、、といわれていますが、そこから抜け出すには実は身近な場所にある投資に気づく事ができるか、否か、ここが非常に大きいとストーンヘッドは考えるのです。

ここに気づけるか、気づけないか、長期になるほどこの差が
大きくなります。



※日本株の新興市場である1563 マザーズ・コア ETFについてはこちらの記事に概ね紹介もしています。



関連記事:
コア・サテライトで投資をしています。http://stoneheadsuzuki.blogspot.jp/2017/04/blog-post_11.html


従ってポイントだけに絞りますが、次の図7のように米ドル/円やダウとの相関性は低いだろうという事、そして新興市場だけあって成長が凄まじい物があります。

2121ミクシィが構成銘柄の約50%を占めています。
2121ミクシィの2017年5月31日現在の終値が6,950円なので×100株とすると最低約70万円の買い付け資金が必要となりますが、1563マザーズ・コアETFは同日の終値で4,400円であり、最低売買単位が1株なので4,400円で買い付けることも可能です。

つまり1563では手元の資金がそれほど潤沢でなくても成長性に魅力のあり、為替の影響を受けにくいであろう新興市場への投資の門戸が開かれているといっても過言ではありません。




図7 1563とダウ、米ドル/円との比較
引用:ヤフーファイナンス
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=1563.T&ct=z&t=5y&q=l&l=off&z=n&c1=dow&c2=&c3=&c4=&v=on&bc=



<まとめ>
ストーンヘッドはコアを1546ダウまたは1557SP500にしつつ、1563をサテライトとしてコア・サテライト戦略の数週間から1ヶ月あるいはそれ以上の期間のスイング投資でいこうと考えています。

それでは

2017-05-30

【FX】豪ドル/円をトレードする際に確認した方が良い事とは【ひつじ】

こんにちは。
毎度おさわがせします、ストーンヘッド鈴木です。





さて、今回はFX関連の記事です。
豪ドル/円に興味が無くても社会科のちょっとしたお勉強にはなるかもしれません。

ふと何気なく鉄鉱石のチャートを見ていたときに気づいたのですが、最近鉄鉱石の価格が一時期に比べると下落しています。

図1

引用: https://jp.investing.com/commodities/iron-ore-62-cfr-futures

図1は鉄鉱石の先物の日足です。
2017年3月下旬が天井となり5月中旬まで下落し、以降ボックス圏となっています。

図2
引用:https://jp.investing.com/commodities/iron-ore-62-cfr-futures

図2は鉄鉱石の先物の日足ですが、チャートの対象期間を1年としてみました。


図3
引用:https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=^AORD&ct=z&t=1y&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130&a=

次にオーストリアの株価指数である図3を見てみましょう。
チャートの対象期間は1年としてあります。
鉄鉱石の先物と同様、2017年4月を境に下落傾向です。

ここで豪ドル/円を語るにあたり、豪ドル/円の通貨やオーストラリアという国の地理や経済の特徴を再度振り返ってみようと思います。
チャート以外にこういった学校の地理などで習った事がFXにも応用が出来るかもしれません。




興味深いデータがあります。
それはいつの時代のデータかは不明ですが、世界経済のネタ帳によると、オーストラリアの輸出相手国として中国が29.5%、日本が19.3%となっています。
参照:世界経済のネタ帳

また、データは10年ほど前の物となりますが「資源について」によると、2007年のデータでオーストラリアの鉄鉱石の輸出先として中国が54%、日本が29%となっており、半分が中国へと輸出されている事となっています。
参照:資源について

これらの事からオーストラリアの経済は中国の景気の影響を受けると考えられるのではないでしょうか。

では次に中国の株価指数を見てみましょう。

図4
引用:

中国の株価指数として図4で上海総合を取り上げてみました。
2017年4月を境に指数は下落し、現在は下げ止まる形でボックス圏で推移しています。
図2の鉄鉱石の先物や図3のオーストラリアの株価指数のチャートと少し似ていないでしょうか。

次に参考としてNYダウの株価指数を見てみましょう。

図5

ダウ工業平均は世界No.1のGDPの国であるアメリカの株価指数です。それと同時に強いアメリカの象徴でもあると言っても過言ではないでしょう。
それにしてもまるで龍が天に向かって昇って行く昇り龍のような惚れ惚れする右肩上がりのキレイなチャートです。


次に参考として日本の日経平均株価も見てみましょう。
図6
引用:https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=998407.O&ct=z&t=1y&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130&a=

ダウが史上最高値を更新しているのに対して日経平均株価はバブル崩壊時の半分の20,000に到達するか否かといった状況です。(ただし株価の比較にはインフレの差を考慮する必要があるという指摘もあります)

次に為替を見てみましょう。

図7
引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/detail/?code=USDJPY=FX

図7は米ドル/円の5分足のチャートです。
ご存知の通り、アメリカは世界の覇権国家であり、世界の基軸通貨は米ドルが使われています。

次に今回のテーマの通貨である豪ドル/円を見てみましょう。
図8
引用:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/detail/?code=AUDJPY=FX

図8は豪ドル/円のチャートです。
図7と図8を見てください。両者共に4月中旬に底をつけています。
両者を比較すると、米ドル/円はその後114円付近まで戻っているのに対し、図8の豪ドル/円では戻りきれていません。

ここで今回の本題に戻りますが、この戻れていない理由として、やはり中国の経済やそれに伴う鉄鉱石の影響があり、相関性は高いと言えるのではないだろうかとストーンヘッドは考えるのです。

豪ドル/円が戻りを見せるには、やはり中国の株価指数の上昇と鉄鉱石の価格が上がらなければ難しいのではないでしょうか。

それでは。

【意外な】長期海外旅行に行く場合は住民票を抜いていなくても出発前に証券会社ごと取引ルールに注意すべき【盲点】

みなさん、こんばんは。

Youtubeで初代タイガーマスクこと佐山聡先生のシューティング合宿でのガチのキレ具合にビビってトイレに行けなくなったストーンヘッド鈴木です。

もうアレ見たら「トイレに行くならCM中にね」なんて冗談言えません!w





オールザッツ漫才2012で土肥ポン太が佐山先生のモノマネをしていましたが、アレ、さすがに笑いすぎてお腹が痛くなりましたわ。ポイント掴み過ぎ。w

さてさて、本題に入りますが、ツイッターではチョコチョコと書いていたのですが、次の海外沈没・外こもりをするにあたって事前準備として株やFXでの素朴な疑問が浮かびました。






今回は2-3週間または1ヶ月の海外旅行の予定で、住民票は抜かないのですが、果たしてこのような場合、海外からスマホやノートPC等で株式やFXの売買をしても問題ないのかという事です。




もちろんストーンヘッドは住民票を抜かないのなら問題ないだろうと思っていました。
けれども世の中、万が一という事もありえます。



例えばセキュリティーの関係で、実は海外からは売買が出来ないようになっていたなんて事が現地に行ってからわかっても困るわけです。

そこで以下の3点を次の各証券会社に問い合わせてみました




<確認したい点>
・税金上の問題
・各証券会社ごとルール(規約、約款)に則った非居住者の定義
・売買するにあたり、海外からのアクセスが可能か否か

<問い合わせた証券会社>
~株式~
・松井証券
・カブドットコム証券(カブコム)
・GMOクリック証券
・楽天証券
~FX~
・ヒロセ通商
・SBI FXトレード

<結果>
楽天証券以外は問題なしでした。
非居住者に関しては住民票を抜いていなくかつ、1年未満の海外旅行ならば問題ないという事でした。

ただし、滞在国からアクセスした際に、アクセスが出来なかったり、ページが正しく表示されないという可能性もあるのでその点保障は出来ないので注意を願いますという事でした。




ちなみに何故かカブドットコム証券だけは携帯電話のほうに電話で連絡があり、以前1557 SP500 ETFを松井証券へ株式移管の手続きをした際にも同様に電話があり、ちょっとビックリしてしまいました。(当方体調不良や首の頚椎症の痛みがひどい時は寝ている時もあるため、急ぎでなければメールの方がありがたいですという個人的な事情もあります)

今回、念のため確認して良かったと思うのは、
楽天証券では
弊社では日本国外でのお取引につきましては、原則として 対象外とさせていただいております。
通常はインターネットに接続しており、日本語の使用可能なパソコン等をご利用いただける環境であればアクセスしていただくことは可能かと存じますが、海外では日本国内環境と異なり、弊社では動作確認はおこなっておりませんので、お取引についてのお約束はいたしかねます。
との事で、住民票が日本にあるかどうかは別として海外からの取引はダメであるとストーンヘッドは解釈しました。
実際には海外からアクセスは出来るかもしれませんが、楽天証券的には売買はダメということなのでしょう。

なお、SBI FXトレードは問い合わせ先がよくわからなかったので、確認とれず。

<まとめ>
住民票を抜かずに1年未満の海外旅行の場合でも、税法上は問題無くても証券会社の規約や約款により売買がダメな場合もあるので注意が必要という事がわかりました。